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バイトを辞めて飛び込んだインターン。行動力が切り開いたエンジニアとしての道。

2025.01.23

松本さん

今回お話を伺ったのは、HRクラウドに新卒で入社し、現在2年目を迎えるエンジニア・松本さん。 大学時代はプログラミングの面白さに目覚めつつも、最初のインターンでは思わぬ挫折を経験。しかしそこから縁があって HRクラウドにジョインし、在学中のインターンを経てそのまま正社員として入社されたそうです。 学生時代からのリアルなエピソードを通じて、「インターンから始まるキャリア」の可能性と、その先にあるエンジニアとしてのやりがいを見つめていきます。

ゲームが好きだった中高時代、浪人を経て「プログラミングで未来を作りたい」と決意

ーープログラミングを始めた時期や、エンジニアを目指した経緯を教えてください。

僕は大学入試の浪人中に『自分は何をやりたいのか』とじっくり考える機会があって、そのとき“プログラミングをやりたい”と決心しました。

僕は中学・高校のときはゲームが好きでしたが、当時はプログラミングに触れていなくて。でも、ゲームの裏側や仕組みを知りたいという興味はずっとありました。

大学は明治大学の総合数理学部に進学したんですが、そこはVRなどの先端技術を扱う新しい学部で、Javaベースの言語を学んでいました。授業では「何でもいいから作ってみて」みたいな課題を出されるんですよ。それで「自分が書いたコードで、作ったものが動く」という楽しさを知りました。そうして作ったものは発表する機会も与えられていて、それも面白かったですね。

大学1年から『動かしてみて、大勢の前で発表する』を繰り返すことで、自信もつきましたし、プログラミングの面白さを実感できたんです。やはりエンジニアとしてやっていきたいと思いました。

このままでは成長につながらない。居酒屋バイトを辞め、「エンジニアインターンをやってみよう」と決意

ーーエンジニアへの道を本格的に意識したのはいつ頃ですか?

大学1〜2年は部活や居酒屋バイトを中心に過ごしていて、就職を意識した活動はしていませんでした。でも2年の冬くらいになって『このままでは自分の成長に繋がらない』と思い、居酒屋を辞めました。

そこから一気にプログラミング学習に力を入れ始めて、Web系の技術を学べる講座やサービスを使いながら、エンジニアインターンを目指しました。受講した講座はインターン先を紹介してくれるという触れ込みでしたが、実際にはアドバイスをしてくれるだけで、結局は自分でなんとかするしかなくて。

とにかく行動しようと思って、ポートフォリオを作って公開してみたんです。その時に登録していたサイト経由でポートフォリオを見てくれた企業からスカウトをいただいて、最初のインターン先が決まりました。

誕生日に初めてのインターンで挫折。しかし1通のスカウトメールを思い出す

1社目は、割と小さな会社で“ある程度経験のあるエンジニアがインターンに来て欲しい”と思っていたみたいで。実務未経験の学生の僕では力になれず、結局2ヶ月ほどで『うちの求める人材と違う』と言われてしまいました。要するにクビですよね。

しかも、その日は自分の誕生日だったんです。本当に落ち込みました(笑)。

ーーそれはつらい経験ですね…!その後、どうやってHRクラウドに?

実はHRクラウドからもスカウトメールが来ていたんです。でもすでに他社でインターンを始めちゃっていたので、返信はしていませんでした。

それを辞めたタイミングで思い出して『そういえば……』と連絡してみたら、遅くなったにもかかわらず快く受け入れてくださって、インターンとして参加することになりました。

インターンで経験したHRクラウドの環境。業務前課題からはじまり、2〜3ヶ月後に実務へ

ーーHRクラウドのインターンはどんな流れでしたか?

最初は業務前課題として、会社で活用されている開発技術を実際に使ったアプリを作りました。その期間は先輩エンジニアがメンターとしてついてくれて、疑問点をフォローしてもらえます。結構前のことなので課題については詳しく覚えていないんですが、メンターの方がすごく手厚くサポートしてくださったのは覚えています。

僕自身も「これを作りたい!」というより、何かお題をもらって作りたいタイプ。明確な課題があるのは有り難かったです。基礎を学びつつ、課題を形にしていきながら、わからないところは都度質問して解決していきました。

2〜3ヶ月かけて課題が仕上がったら、『じゃあ実務に入ってみようか』と、大学3年の10月くらいから本格的に業務へ参画しました。

インターンでも1人のエンジニアとして扱われる

ーーどんな業務を担当したんでしょうか。

実際に入ってみると、簡単な機能追加とか、普通に開発チームの一員としてタスクを振ってもらえて驚きました。今思えば別に悪いことじゃないとわかるんですけど、当時はスキルが何にもないことへの不安があって、とにかく早く実力をつけたい、みたいな焦りがすごくありました。

最初は小さな改修などを任せてもらいました。やること自体はおおまかに決まってはいるものの、実現したいことに合わせて要件定義から携わることができたので、機能の本質や使い方を深く考えるいい機会でした。規模の大きい会社ではあまり経験できない、ベンチャーならではの一気通貫の開発を体験できたのは、大きな成長につながったと思います。

その後、徐々に大きめの新規機能の開発も任せてもらえるようになって。初めて自分が開発した機能がリリースされたときは、「世に出るサービスに自分の書いたコードが入ってる!」と感動しました。自分の成長に合わせて開発の規模や難易度を上げていってくれたので、それがモチベーションと自信に繋がったと思います。それもあって、不安や焦りは徐々に薄まっていきました。時には失敗してもフィードバックをもらえてまた学べる。そうやって日々成長していけた気がします。

別の会社のインターンはわかりませんが、HRクラウドは”インターン=補助的な業務”だけで終わらせる感じではなく、『エンジニアとして、まずはやってみよう』という雰囲気があって、それが成長と自信につながりました。

新卒入社後の仕事と新たな挑戦

ーーそのまま新卒として入社を決めた理由は?

HRクラウドのビジョンは「明日の仕事が楽しみな世の中を創る」です。そのビジョンに共感して入社して自分の仕事を楽しくしたいと本気で思っている人しかいないので、自然と、気持ちよく仕事ができる環境になっています。

これはCTOの思想が定着しているからだと思うんですけど、HRクラウドのエンジニアはみんな“大人”だなと感じます。ここでいう”大人”とは、たとえば自分の役割に責任感を持って仕事に取り組み、伝えたいことは相手にきちんと伝わる形で伝えられる人。遠慮や躊躇などの余計な感情を必要以上に抱えず、必要なことを淡々とやりきる姿勢のことです。

それは心理的安全性が担保されているからこそ、そういった姿勢が組織全体に根付いているんだと実感しています。風通しが良く、必要なことは躊躇なくやれる環境なので、「どうすればより良い仕事ができるか」を常にフラットに考えられるんです。こうしたチームの雰囲気は、エンジニアとしてとても魅力的だと感じました。

そういったHRクラウドでの文化も開発環境も好きで、この会社に入りたいと思いました。HRクラウドにはない魅力のある企業は多いと思うんですけど、優秀な同期、先輩、後輩もいて、“自分はここで成長したい”と感じたのが大きいですね。

いまは主力サービスの一部の開発と、オプション機能の運用と保守をほぼ1人で担当しています。

ここ最近だと自分の開発で、運用コストを年間200万円ぐらい下げることができました。そこは良い成果をあげられたなと思いますし、会社への貢献度も徐々に大きくなっていると感じます。今でも日々成長を実感しながら仕事ができるので、とてもやりがいがありますね。

学生の立場で、世の中のシステムを支える現場に触れられる

ーー新卒として入社する前にインターンをやって良かったと思いますか?

僕個人の意見ですが、就職前のインターンは絶対にやったほうがいいと思います。

大学の授業だけだと、なかなか大規模な本番環境とか実際のサービス開発ってわからないじゃないですか。インターンを通じて世に出てるものの裏側を体験できたのは大きかったです。開発を通じて社会とつながっていると感じることができました。

あとは会社のツールを使ったビジネスコミュニケーションも自然と身についたので、そのまま入社してもすんなり仕事に馴染めたのが良かったですね。

いろんなインターンを体験するのは学生の間しかできません。学生の間に、色々な会社を覗いてみてほしいと思いますね。

ーーHRクラウドでのインターンをおすすめできるのは、どんな学生でしょうか。

HRクラウドでのインターン中は、先輩エンジニアがメンターとしてついてくれるものの、1から10まで教えてくれるような手厚い研修があるわけではありません。

逆に、カッチリ決まっていないからこそ、取り組み方次第では大きく成長できる可能性も秘めていると思います。

そこをポジティブにとらえ、積極的に活かしていきたい、どんどん成長していきたいと思える学生さんには、HRクラウドでのインターンは自信を持っておすすめできます!

これからインターンを探す学生へのアドバイス。「作ってみる→公開する→行動する」の大切さ

ーー最後に、インターンに挑戦する学生へ一言いただけますか?

やはり自分で手を動かして何かを作ってみるのは大事だと思います。ポートフォリオを作ってみるのもおすすめです。自分の技術が伝わりやすいですし、なにより、自分に自信も持てますから。

最初はスキルがなくて不安だと思いますが、不安を抱えたままでも、とりあえず行動することが大事だと思います。あまり怖がらずに応募してみたり、ポートフォリオを公開してスカウトを待ってみたり。僕は1社目で失敗もしましたが、それが結果的にHRクラウドとの縁につながったので、行動してよかったと思います。

何事も行動あるのみだと思います。自分のやりたいことに向かって、ぜひ一歩踏み出してみてください!

編集後記

1社目のインターンで挫折を味わいながらも、最終的には大学3年でHRクラウドのインターンにジョインし、そのまま新卒エンジニアとして入社した松本さん。在学中から実務レベルの開発に関わることで、プログラミングやコミュニケーションのスキルを着実に育んできた姿は、皆さんにとって大きなヒントになるのではないでしょうか。

一度挫折してもあきらめず行動を続けることで、成功と自信につながることを松本さんの体験談が教えてくれました。皆さんもぜひ一歩踏み出し、インターンの扉を叩いてみてくださいね!


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