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サマーインターン全滅から夢を叶えた新卒エンジニアが語る「行動する大切さ」

2025.01.22

後藤孝輔さん

2023年にスタディプラス株式会社へ新卒入社し、現在Flutterアプリの開発を担当している後藤孝輔さん。大学入学直後、機械設計よりもプログラミングの面白さに惹かれ、その後は学習の習慣化をサポートする「Studyplus」の価値に共感して入社を決めました。 本記事では、後藤さんが就活で苦労したエピソードや、内定者インターン時代に任された実務、そして新卒エンジニアとして働く今のやりがいなどを中心にお届けします。

サマーインターン全落ちからの努力と逆転

ーー現在の職務内容と、どのように就活されていたか教えてください。

2023年に新卒でスタディプラス株式会社に入社し、いまはFlutter版のアプリ開発を主に担当しています。

大学4年生ぐらいからモバイルアプリの勉強を始めて、それが楽しかったので、モバイルアプリエンジニアとして就職したいと思っていました。

Webに載っている就活の体験談とかを読んで、どういう流れで就職まで至ったのかっていうのを見ると、大体サマーインターンとかに行って、ポートフォリオも作ってっていう流れだったので、自分もそれに習ってサマーインターンに申し込んでみたんですけど、結果、全部ダメで。

その後、どうしたらいいのかわからなくなってしまったんですよね。いろいろ調べて、就職エージェントへ登録し、逆求人イベントにも参加して就活を進めていました。逆求人イベントは1日に何社も面談をすることができるっていうイベントなんですけど、僕は面接がすごく苦手だったので、そういうところで鍛えたりしました。

最後まで面接への苦手意識は変わらなかったんですけど、事前にしっかり準備をしたり、自分が喋ってる様子を動画に撮って練習したり、苦手を克服するための行動はしていました。

そうやって手探りで就活を進めていたとき、就職エージェントに「教育業界に興味がある」と伝えたところ、スタディプラスを紹介してもらったんです。

勉強が苦手だった自分だからこそ刺さった、スタディプラスとの出会い

ーー実際に話を聞いてみて、入社を決めたポイントは何だったのでしょうか。

まずはアプリの価値に共感できたことですね。Studyplusって「勉強を習慣化する」ためのサービスなんですけど、自分も学生時代、勉強がすごく苦手というか嫌いで。

「こういうアプリがあったら、自分もちゃんと勉強できて、もっといい人生になってたのかな」と思った時に、このアプリを使って人生が良い方向に行く姿が想像できたことが一番大きかったですね。ユーザーの学習体験に貢献できるのは、大きなやりがいになるなと感じました。

あとは技術的に面白い環境だと思ったのも大きいです。iOSとAndroidのアプリをFlutterでリプレイスしている最中で「希望次第ではiOSとAndroid、Flutter、全部触れるような環境にあるよ」と聞き、「それならいろいろ経験できそうだ」と思いました。

他の企業だとiOSとAndroidで明確にチームが分かれていて、iOSのチームに入ったらiOSしか触れないという環境が多かったので、全ての開発環境に触れられる可能性があるのは魅力的でしたね。

内定者インターンでの実務体験、Flutterアプリと社内ツール自動化

ーー入社前に内定者インターンも経験されたそうですが、どんなことをしていましたか?

内定が決まったあとの約半年間、内定者インターンとしてFlutterでアプリを1つ作ってみたりしていました。その後、入社後は新卒研修の一環として、実際の実務と並行しながら社内の工数管理を自動化するツールの開発にも携わりました。

特に社内ツールの自動化は印象深いですね。社内の工数管理をしていた時期があるんですが、それをスプレッドシートに毎日手入力しなきゃいけなくて。「これめんどくさいけど自動化できないかな」みたいな感じで話が上がった時に、先輩方が「新卒の2人でやってみる?」と言って任せてくれて。

自分はSlackのワークフローとスプレッドシートのGASを連携させるような仕組みを担当し、実際にみんなが使ってくれる状態に仕上げることができました。

ーーかなり実務寄りな内容だったんですね。先輩方のサポートもあったのでしょうか。

はい。困ったらすぐ相談できる雰囲気があって、わからないところを先輩が一緒に考えてくれるので、かなりやりやすかったです。週1回対話する時間をしっかり設けてもらっていて、そこで相談して、一緒に課題を解決していました。

わからないことがあるときは、基本的にはSlackで「時間あるときに少し相談できますか?」と声をかけてサポートしてもらっています。

新卒エンジニアとして任された初仕事は、自らチャレンジングなタスクを選んだ

ーーそこから新卒として正式に入社されて、最初に任された仕事はどんなものですか。

AndroidアプリをFlutterにリプレイスするプロジェクトの一部で、一つの機能をまるまる担当しました。

先輩が今の自分のレベルに合っているもの、高度なチャレンジングなもの、といくつかタスク候補を出してくれて、好きなタスクにチャレンジしていいと言ってくれました。その中でもチャレンジングなものを選んだんです。「どうせやるなら難しいほうが楽しそうだし成長できそう」と思って。

もちろん壁にもぶつかりましたが、先輩に「ちょっと詰まってるんですけど……」と相談すると「じゃあ一緒に実装の方針を考えようか」と言ってくれたりして、無事にやり切ることができました。

Studyplusには昔からずっと使ってくれている熱量の高いユーザーさんが多いので、「こう変わって良かった」「ここが使いやすくなった」とか、いろいろ声が届きます。

良い反応でも厳しい指摘でも、「自分のコードがユーザーの学習体験に直接影響しているんだ」と思うと、やっていてすごく面白いです。なんというか、心に来るものがあります。

“ユーザー目線ファースト”のチームは、新卒でも意見を遠慮なく言える環境

ーー今のチーム体制について教えてください。

僕は「クライアントグループ」に属していて、メンバーはリードエンジニア1人と先輩エンジニア2人、そして自分の4人です。みなさんiOSやAndroidのネイティブ開発を長くやってこられた方たちで、僕は一番後輩。

週1の定例ミーティングでタスクの進捗を話し合って、企画のPMやデザイナーも含めた大きな会議から上がったチケットを誰がやるか決めたりしています。

チームメンバーは皆相談しやすいですし、新卒の意見もすぐ拾ってくれるのでありがたいですね。あと、先輩方がめちゃくちゃユーザー目線を大事にしているのが印象的です。

仕様の検討をするときも「それだとユーザーが不便じゃない?」みたいな意見をどんどん言ってくれて、開発者側の都合だけで進めないようにしているんです。そういう姿勢を日頃から見て学べるのは、本当にいい環境だなと思います。

“ちょっとの行動”で、自分の未来は変わる

ーー最後に、インターンや就活に挑戦する学生へ一言いただけますか?

インターンって自分の経験値を一気に伸ばせる場所だと思うんです。僕自身もサマーインターンに落ちたあとに「どうしよう」と思いましたが、逆求人イベントでいい出会いがあって今があります。ちょっと行動するだけで状況は変わるので、怖がらずにエントリーしたり、イベントに参加してみてほしいです。

あと、就活中は自分のこれまでとこれからに真剣に向き合って整理できる良い機会だと思います。辛いこともあるかもしれませんが、徹底的に自分に向き合うことをお勧めします!

スタディプラスは、やりたいと言えば実務に挑戦させてもらえる風土で、先輩も手厚くサポートしてくれます。教育領域でユーザーに寄り添う開発がしたい方には、すごく面白い環境だと思うので、ぜひスタディプラスの求人応募にもチャレンジしてみてください。

編集後記

インターンや就活で悩みながらも、周囲のサポートを活かしてチャンスをつかんだ後藤さん。

大学でプログラミングに触れた当初は、Pythonの自動化ツールやスクレイピングなどを作るうちに興味が深まり、大学4年生の頃からはモバイルアプリ開発にも取り組んだそうです。そして就活でも「モバイルアプリエンジニア」を志望し、まさに希望通りの道を歩んでいます。

「少しの行動で未来は変わる」とお話ししてくれましたが、それが事実であることを後藤さんは証明してくれています。

勇気を持って一歩踏み出すことで、将来をぐっと切り開く可能性が広がるはず。自分の未来に対して挑戦したいと考えている方は、ぜひ一歩踏み出してみてください!

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