Progate Path
エンジニアインターンシッププラン一覧
苦手意識のあったフロントエンドに挑戦、チーム開発だからこそ発見できた課題

2023.11.05

りりさん

立命館大学 情報理工学部 2回生。 中学3年生頃からプログラミングを学習しており、Progate Pathの短期インターンシップは友人の誘いをきっかけに参加。

Webアプリ開発・フロントエンドを学びたい、スキルアップを目標に参加

りりさんは中学3年生頃からプログラミングを学んでいるとのことで、歴が長いですね!学び始めたきっかけはなんだったのでしょうか?

最初は「おもしろそう」と思ったことがきっかけで学び始めました。実は当初からProgateを活用して独学で学習をしていたんです。

Progateで基礎を学習してからは、Botやマインクラフト*のプラグインなどを作るなど、お遊び程度ではありますがものづくりをしてきました。僕は作りたいものがその都度明確にあったので、そのゴールとなるものを実現するためにはどんな技術が必要か、ということを調べながら色々作っています。

作りながら学んできた、という感じですね。

(* マインクラフト…ブロックを積み上げて建築物や装置を作るゲーム。プログラミング教育の場面でも多く活用されている。)


ーProgateを活用してくれていたんですね!ありがとうございます!りりさんは現在大学2年生ということですが、周囲の同学年のみなさんももう就活やインターンに向けた動きは活発になっているのでしょうか?

周囲ではまだ就活やインターンを積極的に行なっている人は少ない印象です。

僕も就職活動という観点ではまだ動き始めていないのですが、今回は友人の誘いを受けてProgate Pathのインターンシップに参加しました。Progateは僕も元々知っていて活用していたサービスだったので、Progateがやるなら面白そうだぞ、と思い参加することにしたんです。


ー今回、インターンシップへの参加にあたり、期待していたことや目標などはありましたか?

僕はこれまでの学習や開発がバックエンド寄りのものが多く、Webアプリケーションの開発やフロントエンドの開発をすごく苦手に感じていたんです。それこそ、HTML&CSSで挫折してしまうくらい、びっくりするほど書けなくて…。

今回のProgate Pathのインターンシップでは、Webアプリケーション開発の全般に関わる知識が課題に含まれていたので、苦手分野だったWebアプリケーションやフロントの開発を克服するチャンスになればいいなと思い、参加しました。


ー実際にインターンシップに参加してみて、Webアプリケーション開発やフロントエンドの知識を学ぶことはできましたか?

実際、課題の中でフロントエンドのコーディングをしたのはほんの少しだけだったのですが、これまで僕が自分で学ぼうとして挫折したHTML&CSSではなくて、Next.jsを活用したコーディングでした。

個人的にはHTML&CSSよりも書きやすかったのと、こういったフロントエンド開発の方法もあるのだな、という気づきを得ることができて勉強になったなと感じています。

スケジュール管理とコミュニケーションが課題に、チーム開発ならではの苦労

りりさんは個人開発経験はあるものの、チーム開発は今回が初めての経験だったとお伺いしました。チーム開発ならではの苦労や気づきなどはありましたか?

僕が所属したチームは元々知り合いだったメンバーも多く、関係の構築という点での苦労は感じなかったのですが、スケジュール調整に関しては苦戦しました。

個々が今なんの作業に着手しているか、どこまで進んでいるのかなど、タスク進捗の共有やスケジュール管理があまりうまくいかなくて…。

インターンシップ中の課題の一つとして、「Asana*を活用したタスク管理」というテーマも含まれていたのですが、そういったタスク管理もこれまで経験のないものでした。

特に個人開発だと、欲しい機能があった場合にも自分で考えて自分で実装するだけで完結してしまうこともあり、タスク・スケジュール管理という観点は、今回のようなチーム開発をテーマにしたインターンシップに参加していなければ得られなかった学びだと思いますね。

あとは個人としての反省なのですが、実はインターンシップの後半に他に参加していたコンテストと日程がバッティングしてしまって…。進捗が落ちてしまったりモチベーションの維持が大変になってしまった時がありました。

元々、長期的に人との関係を構築したり、継続的に円滑なコミュニケーションをとったりということに苦手意識があったのですが、あまりうまく立ち回ることができなかったな、と反省しています。コミュニケーションやモチベーションの維持などは自分の中で今後の課題のひとつです。


ータスク・スケジュール管理で工夫したことなどはありましたか?

チームのメンバーが主導してくれたのですが、3〜4日に一度集まって話す機会を設けていました。

主にそれぞれが今何を進めているとか、タスクの優先順位を確認したりなどをする場ですね。この共有の場があったからこそ、ギリギリではありますがタスクの進捗やスケジュールなどを破綻しないよう保つことができたのかなと思います。


ー共有の場を設けることは大切ですね。技術的に学びになったなと感じることはありますか?

エンジニアのみなさんにとっては初歩的な話だと思うのですが、今回のインターンシップを通して「MVCモデル *」というものを初めて知りました。

(* MVCモデル…プログラムを役割によってModel・View・Controller の3つに分けて管理するソフトウェア設計のモデル。)

これまでWeb開発を全く経験したことがなく、大学の授業でもこういった技術周辺知識や前提の部分を習うことはほとんどなかったんです。今回、初めてWeb開発の一つのスタンダードを学ぶことができたので、とても学びになりました。

目指すのは円滑なコミュニケーションが取れる最適化エンジニア

今回のインターンシップを通して、エンジニアを目指す気持ちやモチベーションに変化はありましたか?

これまで、自分にどのくらいの技術力があって、社会的にはどのくらいの能力が求められているのかなど全くわからない状態でした。

しかし今回、Progateでのインターンシップに参加して、思っていたよりもすんなりコードを書いたり実務に対応することができて、「自分も実務としてコーディングできるんだな」という自信に繋がりました。


ーこれから将来、どんなエンジニアになりたいですか?

分野としては、最適化に興味があります。

コンピューターで行う最適化は人間が考える限界以上のことができるんです。技術の活用方法によっては色々なところに応用が効く技術ですし、最適化による改善の結果が目に見えて分かりやすいというところに面白みを感じています。

マインドとしては、コミュニケーションが円滑に取れる社会人になりたいです。今回のインターンシップ中にもコミュニケーションの難しさや自分の中での課題などを感じたので、今後社会に出て仕事をする上で適切なコミュニケーションが取れるように、常に意識していきたいですね。

Progate Pathのインターンをきっかけに踏み出した一歩、現在の活躍

りりさんはProgate Pathでの短期インターン終了後、エンジニアとしてアルバイトを始めたそうですね!

そうなんです。実は以前からエンジニアアルバイトに興味はあったのですが、社会でエンジニアとして働くためにはどのくらいのレベルが必要なのかなどが分からず、応募を躊躇っていました。

今回、Progate Pathの短期インターンに参加したことで、初めてWeb開発の経験を積むことができて、企業から求められるレベル感なども知ることができたんです。この2週間の経験を通して「自分もエンジニアとして企業で働けそう」という自信がついたので、応募の一歩を踏み出すことができました。


ーProgate Pathの短期インターンが後押しになったのですね。アルバイトではどんなことをしているんですか?

業務では主にRailsを使用しているのですが、言語としてはまだまだ勉強中です。手取り足取り教えてもらえる環境ではないので、自分で調べながら仕事をすることが多いのですが、これまで独学でプログラミングを学んできた経験が活きているなと感じています。

京都にあるゲーム会社で、社内向けのツール開発などを担当しています。9月から勤務が始まったので、働き始めてからちょうど1ヶ月ほどになりました。


ーProgate Pathの学びで活きたことなどはありましたか?

Gitの仕組みを学んだり、実際にGitHubを活用して開発を行った経験がとても役にたちました!

個人で開発している時にもGitHubは使用していたのですが、メイン以外のブランチを使ったりプルリクやマージをしたり、といったことはチーム開発の機会がなければ経験できなかったことだったと思います。実際に企業で働く前に、これらの知識が身に付いたことはとてもアドバンテージになりました。

また、アルバイトへの応募時にポートフォリオ的にGitHubのアカウントを見てもらったのですが、Progate Pathの短期インターンでの開発も含めしっかり活用実績を見せることができました。


ー企業でエンジニアとして働いてみて、感じることなどはありますか?

すごく楽しいです!

僕としてはプログラミングすること自体がとても楽しいので、仕事としてプログラミングができる環境があるというのがとても嬉しいですし、好きなことを仕事にできるってとても楽しいなと感じています。

これからもプログラミングを楽しみつつ、さらにスキルを高めていきたいです。

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